青魚は脳の活性化によい食材で魅力満点です!

主菜

今回は、青背魚に注目していこうと思います。

青魚に含まれるDHAは脳の機能に重要な役割を果たし、脳細胞を活性化するとされています。
また、EPAには血栓をできにくくしたり、コレステロール値や血圧の上昇を抑えたりする作用があるといわれています。

青背魚の中でも、比較的淡泊で食べやすいアジは血液をサラサラにしてくれる効果があることで知られていますね。
そのアジは、脳の活性化で健脳が期待されています。

そして、不飽和脂肪酸含有量がトップクラスのサバや秋が旬のサンマについても見ていきましょう。

アジは、クセや臭みが少ない青魚

アジの主な栄養成分は、たんぱく質、EPA、DHA、ビタミンB2・D、カルシウム、カリウム、タウリンなどです。

ほかにも、アジは胃の冷えをとって温めて、衰えた消化吸収の機能を向上させます。
また、歳を重ねるにつれて気になる認知症や動脈硬化の予防などにオススメの食材です。

アジの豆知識

内臓を取って開いたアジに塩をふり干した開きは、余分な水分を蒸発させることで、うま味成分が凝縮・熟成されます。
焼いて食べたり、混ぜご飯の具にも◎。

・選び方は、目が澄んでいて身が引き締まって厚みがあり、輝いているもの。ぜいごがくっきりしているものを選びましょう。
・保存方法は、内臓を取って塩をふり、余分な水分をふき取ったら保存袋などに入れて、冷蔵・冷凍庫に保存しましょう。

「青魚の王様」サバ

サバの主な栄養成分は、EPA、DHA、ビタミンB2・B6・B12、ビタミンD、鉄、タウリンなどです。
血合いに多く含まれる鉄が貧血の予防に働きます。

また、血の巡りをよくしてくれるので、全身に活力を与えてくれます。
そして、胃腸の弱りや脳の栄養不足によるめまいや目のかすみ、集中力の低下などを改善してくれます。
老廃物を排出してくれる作用もあるので、血栓予防や肩こりの解消にも効果的な食材です。

サバの豆知識

サバには、多くのEPAやDHAが皮と身の間に多く含まれているので、皮つきで食べましょう。
サバには、特有の生臭さがあるのでショウガなどの薬味と一緒に煮たり、みそ煮をしたりするといいでしょう。
生で食べるときは、しめさばにすると食べやすくなります。

・選び方は、身にも皮にもハリがあって、模様が鮮明でふっくらしているものがよいです。
・保存方法は、傷みやすいのですぐに使い切るか、煮て煮汁ごと冷凍するとよいです。

日本を代表するサンマ

サンマの主な栄養成分は、EPA、DHA、良質なたんぱく質、ビタミンA、B12、D、Eなどが含まれています。
旬の秋には、脂がのって栄養価がアップします。

ビタミンAは、目の疲れや口内炎の改善に働きます。
ビタミンB12による貧血予防の効果も期待できます。

サンマの豆知識

サンマといえば、丸ごと塩焼きにするのがオススメですね。
サンマを流水で洗ってから水気を拭きとり、塩を上からしっかりふると皮がパリパリに焼き上がります。
中火でしっかり火を通しましょう。
また、栄養分を残さずとるには、薄味のしょうゆ煮や梅煮にして汁ごと食べましょう。 
旬の生サンマが手にはいったら、刺身で食べてもGOOD!

・選び方は、サンマを買いに行ったら顔をよく観察してみましょう。
口の先端が少し黄色くなってたらそれを選んでください。新鮮でおいしい証拠です。
そして、目が澄んでいて背中の部分が青黒く光り、全体が締まってハリのあるものがよいです。
・保存方法は、冷凍保存の場合は内臓を取りだして洗い、水気をふきとってラップに包み密閉容器に入れましょう。

いかがでしたか?
青魚に多く含まれるEPAやDHAは脳の活性化にもなり、肉とはまた違った栄養で魅力的ですよね。
みなさんもぜひ、積極的に食べましょう。

みなさんが健康でありますように愛を込めて…

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