やる気がアップする鶏肉で疲れやだるさを吹き飛ばそう

お悩み別

ここ数年では、コロナ禍ということもあり今までの生活リズムとは変わり、非常に疲れやすかったりだるさが抜けなかったりという方も多くなったのではないでしょうか。

また、『やる気が出ない』なんてことはないでしょうか。

日々の生活の中で、それはすごく負担に感じますよね。

今回は、そんなお悩みを少しでも解決していくための食材をご紹介していきたいと思います。

「精」を補う力がある鶏肉

「精」とは、元気のパワーの源で生命活動を維持するのに欠かせません。これが弱まるとやる気が出なくなったり疲れやすくなったりするんです。
そこで、それを補ってくれるのが鶏肉です。
慢性的な疲れを取ってくれるほか、消化吸収もよいので胃腸への負担も少ないのです。
心身を若返らせてくれますね。

鶏肉の主な栄養成分は、良質なたんぱく質・ビタミンA・ビタミンB2・カルノシンです。(他にもあります。)
なかでもカルノシンは、疲労の原因である活性酸素を除去して乳酸を中和させる効能があると言われています。

鶏肉の部位によって効能もさまざま

むね肉は、必須アミノ酸のバランスに優れていて抗酸化作用のあるイミダゾールジペプチドが豊富です。さらには、低脂質で淡白な味わいです。(イミダゾールジペプチドは、渡り鳥の原動力になっている栄養素で疲労を軽くする効果があります。)
もも肉は、鉄が最も多くほかの部位に比べると筋肉質でコクと旨みがあります。
皮には、コラーゲンが豊富です。また、皮下脂肪が多く皮つきと皮なしでは脂質の量が大きく違います。
脂質やエネルギーの量が気になる場合は皮を除いて使いましょう。

慢性的な疲労感にGOOD!なスープ

材料(2人分)

・鶏手羽元・・・6本
・長ネギ・・・1本
・もち米または白米・・・大さじ3
・しょうが・・・1かけ(せん切り)
・にんにく・・・1かけ(半分をつぶす)
・塩・・・少々

水 3カップ(600ml)、酒 大さじ2、塩とごま油 各小さじ1
・ごま油、粗びき黒コショウ・・・各適量

作り方

その1
鶏手羽元は骨と骨の間に切り込みを入れ、塩を全体にもみ込む。
長ネギは、斜め薄切りにする。

その2
炊飯器に〈その1〉、もち米、にんにくを入れ、Ⓐを加えて軽く混ぜ、普通に炊飯する。

その3
できあがったら、全体を混ぜて器に盛り、ごま油を軽くかけ粗びき黒コショウをふって完成!

疲労回復のための豆知識

疲労回復のための食事には、消化吸収が良くエネルギー源としてすぐ利用できる炭水化物、代謝をよくするビタミンB群やビタミンC、ミネラル類を含んだ食べ物を組み合わせることがポイントになります。

オススメなのが、玄米の栄養素を併せ持った胚芽米を食べると疲労回復に必要な栄養素を効率よく摂ることができます。
鶏むね肉に含まれるイミダゾールジペプチドは、肉体だけでなく精神疲労にも有効です。一日100gを食べると抹梢疲労や中枢性疲労の両方に働きかけます。

お・ま・け

・疲労回復の入浴方法
ぬるめのお湯に10分~20分間肩までつかり、手足を伸ばしましょう。そうすることで、副交感神経を刺激して疲れが取れやすくなります。
・気分転換の疲労回復法
森林浴です。緑の香りの本体である「青葉アルコール」や「青葉アルデヒド」が疲労回復に役立つので、オススメです。

いかがでしたか?疲労感は、ひどくなると日常生活に支障をきたしてしまいます。重度になると、慢性疲労症候群という病気になりかねません。そうならないためにも食事や日々のリラックス法で、上手に疲労を回復しましょうね。
毎日、忙しくてなかなか…という方もほんの少しでもいいので自分を大切にする時間を作ってみてください。

みなさんが健康でありますように愛を込めて…

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