むくみに効く!効果的な食材を徹底的に解説します!

お悩み別

むくみは、自分でもわかるほどむくむ人と知らず知らずのうちにむくんでしまってる人といろいろあると思います。

そんな時は、体にある余分な水分を取り除いてくれるのが『なす』です。

今回は、そんな優れものの『なす』に注目して詳しくお伝えしていこうと思います。

『なす』の魅力をたっぷりご紹介します。

なすの栄養成分と効果

なすには、体の中の余分な水分を出してくれる作用(むくみ改善)と体の熱を出してくれる作用があります。夏バテを予防するなんて聞いたことはないでしょうか。
「血」の流れをよくする働きがあるほか、のぼせやほてり、熱が引き起こす様々な炎症や痛み、腫れなどの緩和にもオススメの食材です。
なので当然ながら、冬は体を冷やしてしまうので食べ方に注意が必要ですね。体を温めるにんにくやしょうが、青じそ(冷えをとり除く)などと組み合わせるとよいでしょう。

また、胃腸の働きを活発にしてくれるので、食欲不振や胃もたれの改善、夏バテの予防などにも効果があります。

そして注目したいのは、2種類のポリフェノールを含んでいます。
紫色の皮に含まれる色素成分ナスニン。アントシアニン系の色素成分で、ポリフェノールの一種でもあります。
また、切り口を変色させるクロロゲン酸というポリフェノールの一種も含みます。
約93%が水分で葉酸やカリウムを含んでいます。

ポリフェノールのナスニンとクロロゲン酸の抗酸化作用により生活習慣病の予防効果が期待されます。
ナスニンは、血栓を予防し血液の流れをよくするといわれています。
クロロゲン酸は、糖尿病発生リスクを低下させたり、血圧を低下させたりする作用が期待されています。
また、高い抗酸化作用があります。

主な栄養成分は、ビタミンC、葉酸、カリウムなどです。(他にもたくさんあります。)

むくみを予防・改善するには

一日中立ち仕事や座り仕事、塩気の多い食べ物をたくさん食べてしまったり、顔や足がむくんでいる日がありますよね。
むくみとは、血管の外側の組織に余分な水分が溜まっている状態のことです。
細胞には、その内側と外側の水分濃度を同じにしようとする働きがあります。そのため、体内に塩分が過剰に蓄積するとそれを薄めるための水分を送り込もうと血流量が増えます。その際に出た余分な体液が細胞周囲に溜まり、むくみとなります。

むくみの原因は大きく分けて2つ

1つは、腎臓病などによるもの。この場合は、病気の治療が先決になります。
もう1つは、塩分摂取量が多くなることで起こるミネラル類のアンバランスと栄養不足です。
ほかにも、更年期の女性ではホルモンのバランスが崩れることが原因になることもあります。また、若い女性では月経の前後、貧血、冷え性が原因でむくむことがあります。

むくみを改善する食事の基本

過剰な塩分摂取を控えることと、塩分を排出する作用があるカリウムを積極的に摂ることです。

カリウムは、野菜類や果実類に多く含まれます。
水溶性で水に溶けだす性質があります。そのため、生で食べるのが効率的ですが茹でる必要のあるものはみそ汁やスープにして無駄なく摂取することができます。

注意していただきたいのは、むくみ=水分が溜まっている、とイメージするため水分の摂取を控えようとする人がいます。これは、逆効果です。
水分をたくさん摂ることで、排尿が促され体内の老廃物や余分な塩分を体外に排出できるのです。
ただし、高血圧症や心臓疾患など病気によるむくみの場合は、それぞれの疾患にあった食事をする必要があります。

お・ま・け

なすのアクは、強いため切った後は水にさらしてアク抜きをしますよね。
実は、アクの正体はクロロゲン酸などのポリフェノールなんです。
なので、水にさらす時間は極力短めにしてください。
すぐに調理する場合は、アク抜きは必要ありません。

いかがでしたか?
ぜひ、なすを日頃から積極的に取り入れてみてください。

みなさんが健康でありますように愛を込めて…

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