アスパラガスでスタミナアップを目指しましょう

副菜

最近、カラダがだるいな、重いな、なんて感じることはないですか。

特に季節の変わり目の時期なんて、体調がすぐれない日が多いと感じますよね。

そんな時は、優れた食材でだる重なカラダを一気に回復させちゃいましょう。

アスパラガスのアスパラギン酸?!

アスパラガスには、アスパラギン酸が多く含まれています。
アスパラギン酸とは、アミノ酸の一種で「アスパラギン」という名前はアスパラガスから発見されたためにつけられたんです。

アスパラギン酸は、エネルギー代謝にかかわるため、疲労に対する抵抗力を高めて疲労回復や、スタミナを増強したりするのに役立ちます。
有害なアンモニアの排泄を促すことで中枢神経系を守る働きもあります。

ほかに、抗酸化作用のあるβカロテンやビタミンCを含む緑黄色野菜です。
高血圧予防に役立つカリウムや、造血効果のある葉酸なども含まれています。

また穂先の部分には、ルチンが豊富です。
ルチンは、ビタミンCとともに働き、血管を丈夫にしたり血圧の上昇を抑えたりする効果があります。

ルチンもビタミンCも水溶性なので、ゆでたあと長時間水にさらすのは避けましょう。

アスパラガスの長所

ビタミン類やカリウムなど、アスパラガスに含まれる栄養は成分が流失しにくいという特徴があります。
また、抗酸化作用の高いビタミンA、美肌づくりに効果的なビタミンC、全身の細胞に酸素を運びカラダを活性化させる鉄などを多く含むので、アンチエイジングを目指す女性にオススメです。

アスパラガスは、元気と潤いをもたらすパワーがあり、余分な熱を冷まして不要な水分を排泄してくれます。
そして、溜まっていた疲れをとり除いて体力を回復させてくれるので、スポーツをよくする人にもオススメです。
さらには、しつこいむくみや口・のどの渇き、不眠の改善にもよいといわれています。

皮の部分は香りが強いので、ゆでるときにとり除いた皮を一緒に入れると香りがあがります。

芽が地上に出たものは、日光にあたって緑色になります。
白いものは、光を遮断したものです。

グリーンアスパラガスとホワイトアスパラガスは、同じ品種です。ホワイトアスパラガスは、土を盛って日光をあてないようにして育てたもので、βカロテンやビタミンCなどは、グリーンアスパラガスのほうが、多く含みます。

選び方からちょこっと豆知識までをご紹介

選び方

緑色が鮮やかでハリがあり、穂先が締まっているもの。
断面がみずみずしいもの。

保存方法

アスパラガスは、湿気に弱く、乾燥しやすいのでキッチンペーパーや新聞紙に包んで保存袋に入れます。
このとき、乾燥を防ぐためにキッチンペーパーを湿らせてもよいですね。
そして、穂先を上にして冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。約5日ほど持ちます。

立てて保存することで、糖分やうまみ成分が多く残ります。
寝かせて保存すると、穂先を起こそうとして栄養成分を消耗してしまうから、味が落ちてしまいます。

ちょこっと豆知識

アスパラガスは、ゆでるより焼いたり蒸したりするほうが、栄養が効果的に摂れます。
ゆでる場合には、水溶性のビタミン類の損失を防ぐために、たっぷりのお湯でさっとゆでるのがポイントです。
また、先にかたい根元のほうからゆでて、あとから穂先を入れるようにすれば、均一にゆで上がります。

効果アップの食べ合わせ

免疫力アップ

・アスパラガスと鶏肉・・・アスパラガスには、粘膜を丈夫にするβカロテンとビタミンCが含まれています。
鶏肉には、粘膜をつくるたんぱく質が含まれています。

ストレス緩和

・アスパラガスといさき(魚)・・・ストレスで消費されるたんぱく質とビタミンCを補います。

高血圧予防

・アスパラガスと豆腐・・・アスパラガスに含まれるルチン、豆腐に含まれるコリンには血圧の上昇を抑える効果があります。

いかがでしたか?
アスパラガスは、何気なく食べてるものですが詳しく知ると部分ごとに栄養も違い、少しびっくりした方もいると思います。
そんな栄養満点なアスパラガスで、ぜひ健康を目指しましょう。

みなさんが健康でありますように愛を込めて…

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